生まれたときから ことばを育てる暮らし方

私が監修した「はじめてのベビーマッサージ」の出版社「保健同人社」さんから、
言語聴覚士中川信子先生の素敵な本をご紹介頂きました。

生まれたときから ことばを育てる暮らし方

生まれたときから ことばを育てる暮らし方

私が普段、みなさんにお伝えしている事と「共通点が沢山あるな」と感じました。

本文で「言える言葉は、氷山の一角」と例えておられます。

言葉は「知識」と「経験」と「気持ち」が一緒になって育っていくそうです。
水の表面に出ている部分が「言える言葉」だそうですが、
その水面下の部分の「知識」と「経験」と「気持ち」がしっかり育たないと、
水の表面に浮いて出てこないと説明されています。

親の役割として、言葉で伝えたくなる「気持ち」を育て、支える。
そのために「子どもの『伝えたい』気持ちを受け取ることが大切」と
先生の様々な、お仕事の経験や学識から書かれておられます。

母親のみならず父親へのメッセージにも触れられていて、
ご夫婦で読んで頂きたい内容です。


たらちね助産院 院長
大坪三保子